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私自身がJPYCが日本円で出金(償還)できないトラブルに遭遇してしまった件について解説していきます!
今や海外FXの入出金以外でもJPYCの取引をする人が激増する中、償還前にUSDT⇒JPYCへスワップする際に思わぬ落とし穴に嵌まってしまいまして・・・メタマスク上では一見すると見分けがつかないのですが、コントラクトアドレスの違いには本当に要注意です!
本記事では私自身が嵌まった罠の経緯に加え、JPYCの返金依頼の方法についても詳しく解説してます!
JPYCから償還完了メールが届かない場合はやばい!

JPYCから償還完了メールが届かないありがちな理由5選!
メタマスクなどのウォレットからJPYCを送金後、特に問題がなければ「ステーブルコイン償還完了のお知らせ」という件名のメールが届いて銀行口座へ日本円が振り込まれるのですが、この償還完了メールが届かない場合のありがちな理由として以下5点ほどあるかと思います。
- 迷惑メールフォルダに入ってないか?
- 送信数量(金額)で小数点以下も送金してないか?
- 償還予約の期日を過ぎて送金してないか?
- 登録してないウォレットアドレスから送金してないか?
- 正しいコントラクトアドレスのJPYCを送金してるのか?
1だったら迷惑メールに入ってるだけで日本円は振り込まれるのでまだ問題ないのですが、それ以外だと要注意です!
返金申請+手数料2,000円か、セルフGOXか・・・
2と3の場合、そのまま待っても償還はされないので、JPYC EXから返金申請をしてJPYCを返金してもらってから改めて償還予約&送金を行う必要があります。
この際、返金してもらうのに手数料2,000円を振り込む必要があり、さらにSNSを見る限りではJPYCサポートの対応も大分時間がかかる(場合によっては数ヵ月レベル?)ようなのでその辺も覚悟した方がよさそうです。
ウォレット上のJPYCを全額出金したいという心理から、メタマスクだとついうっかり「最大額」ボタンを押して小数点以下まで送金してしまう人って結構いると思うんですよねw

JPYC EXから金額をコピペすれば問題ないのですが、小数点以下も送金してしまうと返金申請+手数料2,000円で時間も大分かかってしまう可能性があるので要注意です。
尚、4と5の場合、返金の対象外(つまりセルフGOX!)とされる可能性があります!
4. 注意点
引用元:ステーブルコイン(JPYC)を返送する際の手続きと手数料について
- 当社が発行するトークン以外
- 当社が発行・償還サービスを提供していないトークンを当社へ送信された場合、返送の対象外となりますのでご注意ください。
- 送信元の特定ができない場合
- 送信元ウォレットアドレスが利用者のものであるか確認できない場合、返送手続きを行えない場合があります。
一応4の場合、例えばイーサリアムネットワークでJPYCを発行したけど、償還時はポリゴンネットワークから送金という場合でも、ウォレットアドレスさえ合っていれば償還はされるようです。
しかし、コントラクトアドレスの違うJPYC(これがとても厄介・・・)から送金した場合は原則返金できないとのことです。今回私はこの5で嵌まってしまいまして・・・
AxiからメタマスクへUSDT(ERC20)で出金し、USDT(Polygon)へブリッジしてからJPYCへスワップし、JPYC EXで償還予約をしてメタマスクからJPYCを送金したのですが・・・
その後、通常ならすぐくるはずの償還完了メールがいつまで経っても届かず、不審に思っていろいろ確認した結果、どうやら別の古いコントラクトアドレスのJPYCを送金してしまったことに気付いてしまいました・・・
JPYCは新旧コントラクトアドレスの違いに要注意!偽JPYCにも要注意?

メタマスクでは新旧JPYCの違いが絶妙にわかりにくい!
以下メタマスクでJPYCと検索して出てくるトークンの画面ですが、黄色の「JPY Coin」がJPYC Prepaidという旧バージョン、赤色の「JPYC」が現バージョンのトークンになります。

なぜか旧バージョンの方が上に表示されやすく、しかも数が多いんですよねw
JPYC(Polygon)に至っては旧バージョンが一番上に表示されますし、私が間違ってスワップした時には下にスクロールしないと現バージョンのJPYCが表示すらされなかったんですよね・・・。以前は新旧JPYCの違いなんか気にしなくてもすぐ償還できてたので今回完全に油断しました・・・
上記画面から下にスクロールすると、取引量が少なくて怪しいトークンには「不審」とつけられるので偽トークンかどうかは見分けがつくのですが、残念ながら新旧JPYCの違いはパッと見ではわかりづらいのが現状です・・・

尚、現バージョンでは1JPYC=1円前後で価格が維持されているものの、旧バージョンだと維持されずに変動しており、価格で見分けるという手もあるのですが、メタマスクだと米ドルベースで表示されるのでこれもまた絶妙にわかりづらいんですよねw
上記価格を現在のドル円レート(163.688)で円換算すると、旧バージョンが約1.36円・新バージョンが約1円です。
また、1ドル辺りのJPYCの価格は、旧バージョンが119.904円・新バージョンが163.934円です。
例えば、1000USDTをJPYCへスワップする場合、旧バージョンだと119,904JPYC・新バージョンだと163,934JPYCとなって大分差があるので、もし仮に旧バージョンで1JPYC=1円で償還されてしまったらそれだけで大損ですよね・・・
まあ実際には旧バージョンでは償還されないのですが、もし間違って償還されても困るのでこの時点ですぐ返金申請をしないとまずい!ということになるかと思います・・・
新旧JPYCの違いは必ずコントラクトアドレスで判断すること!
上記の通りメタマスクだとJPYC or JPY Coinの表記や、価格の違いはあるのですが、新旧JPYCを見分けるのに一番確実な方法はコントラクトアドレスを確認することです!
【JPYC現バージョンのコントラクトアドレス】
0xE7C3D8C9a439feDe00D2600032D5dB0Be71C3c29
【JPYC旧バージョン(JPYC Prepaid)のコントラクトアドレス】
0x2370f9d504c7a6E775bf6E14B3F12846b594cD53(初期型)
0x6AE7Dfc73E0dDE2aa99ac063DcF7e8A63265108c(V1)
0x431D5dfF03120AFA4bDf332c61A6e1766eF37BDB(V2)
※私が確認する限りでは上記3つの旧バージョンアドレスを確認できましたが、もし誤り等あればご指摘頂ければ幸いです。
誤って旧バージョンにスワップして送金してしまうととんでもないことになりますので、必ず上記0xE7から始まる現バージョンのコントラクトアドレスを使うように気をつけましょう!
JPYCの返金依頼をしてみた!果たして出金されるのか・・・

返金されるなら手数料2,000円でもまだまし!?申請フォームから返金依頼!
私自身誤って旧バージョンのJPYCを送金してしまったことに気付き、FAQの「ステーブルコイン(JPYC)を返送する際の手続きと手数料について」内にある申請フォームから返金依頼の申請を行いました。
このまま待ってても日本円が振り込まれることはないでしょうし、そもそも新旧バージョンの価格差も大きいので仮に1JPYC=1円のレートで振り込まれたとしても大損ですからね。まだ手数料2,000円払って一旦返金してもらった方がましです・・・
同ページ内に「当社が発行・償還サービスを提供していないトークンを当社へ送信された場合、返送の対象外」という記載はあるのですが、今回送信したのは偽JPYCではなく公式発行の旧バージョンJPYCですし、さすがに公式のトークンが返金不可ということにはならないだろうとは思ってるのですが・・・
申請フォームへ必要事項を入力し、右下の「完了」ボタンをクリックしたら返金依頼の申請は完了です。


あとはサポートからの回答を待つのみなのですが・・・
旧JPYCがメタマスクへ返金されたら新JPYCへスワップし直して改めて償還依頼をする予定です。元々返金の対応は時間がかかるという噂なのに、ちょうどメンテナンスも挟んで全般的にサポートからの回答が遅くなってるようなので少々嫌な予感はしてますが・・・
JPYCサポートから8日後に回答あり!対応を検討中で、出金まで相当時間かかりそう?
その後、JPYCサポートからなかなか回答がこないので一度催促の連絡も入れていたのですが、返金申請してから8日後にようやく回答がきました!

いつもJPYCをご利用いただき、ありがとうございます。
JPYCサポートです。
日本円が着金しない件につきまして、お調べいたしましたところ、JPYC EXでは対象外となるトークンを送信されていることが確認できました。
JPYC EXで対象となるトークンは下記となります。
- トークン名:JPY Coin (JPYC)
- コントラクトアドレス:0xE7C3D8C9a439feDe00D2600032D5dB0Be71C3c29
当社アドレスへ誤って送付されたトークンの対応につきまして、ご案内いたします。
当社としては、可能な限りお客様のご意向に沿った対応ができるよう、引き続き検討を進めております。
対応方針が確定し、実施に向けた準備が整い次第、速やかに最終的なご案内を差し上げます。
なお、対応が完了するまでにお時間をいただきます。
あらかじめご了承ください。
引き続き、解決に向けて責任をもって対応してまいりますので、
恐れ入りますが、今しばらくお待ちいただけますようお願い申し上げます。
今回旧JPYCが送信されてることには一切触れず、敢えて「JPYC EXでは対象外となるトークン」をこちらが誤って送信したと表現してるところがちょっと引っかかりますねw
まあ償還依頼時に注意事項の記載があったにも関わらず、正確なコントラクトアドレスの確認をせずに送信してしまったのは事実ですし、私のミスなのは認めざるを得ませんが・・・
尚、「当社としては、可能な限りお客様のご意向に沿った対応ができるよう、引き続き検討を進めております。対応方針が確定し、実施に向けた準備が整い次第、速やかに最終的なご案内を差し上げます。」とあるので、時間はかかるけど一応返金する方向で動いてると捉えていいのでしょうか?
そもそも旧JPYCの返金すらできないと言われてもそれはそれで意味がわからないんですけどね。最近JPYCの需要が急増したことで同様の誤送信の問い合わせも急増してるから、今対応方針を検討してるということなのでしょうか?
現時点(2026年7月29日)で申請してから3週間程経ちますが、最終回答はまだきていません。進捗があれば本項目で随時更新していく予定です。数ヵ月レベルでかかるのは覚悟してますが、吉報がくることを祈るのみです・・・
以上、私自身が遭遇したJPYCで出金(償還)できないトラブルについて解説してきましたが、JPYCなどに興味関心のある方にとって少しでも本記事がお役に立っていれば幸いです。
2026年7月2日(木)更新
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