EU夏時間(サマータイム)廃止は結局いつから?2023年から欧州諸国(イギリス・フランス・ドイツ・イタリア等)は足並みを揃えられるのか?夏時間⇔冬時間移行でトレーダーが気を付けるべき時間

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2021年は欧州(ヨーロッパ)各国が11月1日(月)から、アメリカが11月8日(月)から順々に冬時間へ移行になり、相場が1時間遅くなるわけですが、ここで気になるのがEU(欧州連合)の夏時間(サマータイム)廃止問題についてです。既に廃止が決定されたはずなのに、まだ2021年はEUで夏時間が導入されたままなんですよね。

最近EU離脱したばかりのイギリスは夏時間継続する方向のようですし、そんな中EU各国は足並みを揃えて夏時間廃止して時間を統一することが果たしてできるのかどうかについて記事を書いてみました。

尚、アメリカの夏時間or冬時間廃止GEMFOREX夏時間・冬時間別取引時間・営業時間等を全てまとめた記事を別途公開してますので、もしよろしければ下記の記事も合わせてご参考ください。



世界で夏時間実施中の国はどこ?夏時間制度実施の理由・反対意見が多い理由について

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現在(2021年10月29日)の世界で夏時間(サマータイム)制度を実施中の国や、過去実施していた国、一度も実施したことがない国については、下記Wikipediaに記載の世界地図を見るととてもわかりやすいです。

夏時間実施中・廃止中・やったことがない国々
夏時間実施中・廃止中の国々
引用元:Wikipedia「夏時間」

ご覧の通り、相場の中心でもある米欧が大半を占めているのがわかるかと思います。日本では第二次世界大戦後に一時期実施していたものの今は廃止されており、年2回夏時間⇔冬時間の切り替わり毎に米欧との時間差が変わってしまうので注意が必要ということです。

ここで、そもそもなぜ時間を固定にせず、夏時間⇔冬時間のようなめんどくさい切り替えをやっているのかですが、理由は主に以下3です。

  1. 省エネ、節電
  2. 活動時間増加による経済活性化
  3. 余暇の充実

まず、夏時間を実施したい国の特徴として高緯度だということですね。私も緯度が高めの北米の某都市に滞在していた時に体感してますが、夏は昼間がびっくりするくらい長いんですよねw 私がいたところでも21時半くらいまでは普通に明るかったですけど、緯度がもっと高い都市ならさらに日照時間長いでしょうしね。

この日照時間の長さを利用して、1時間ずらすことで省エネ・節電効果を期待できるというのがまず挙げられます。次に、活動時間が増えるので経済活性化に繋がるのではないかということと、仕事の後の余暇の時間を充実させたいというのも制度導入の理由ですね。

ところが、夏時間制度に反対する意見も多く、EUだけでなく、アメリカでもそういう傾向にあるようです。反対する理由は主に以下4点です。

  1. 省エネ効果があまりない
  2. 健康への悪影響
  3. 交通事故増加
  4. システム変更にかかる手間とコスト

4は下請けのITベンダーにとっては仕事が増えて有難い話かもですけど、それ以外の会社にとっては夏時間廃止してくれた方が余計なコストがかからなくて済むということですね。省エネ効果も実際にはあまりないし、健康に悪いし、交通事故も増えるしで、大していいことがない!という意見がどうやら多数派のようです。

2018年夏に欧州委員会がEU市民に対して調査を行ったところ、84%のEU市民が上記の理由で夏時間制度に反対しているのを受けて、欧州議会で提案されていました。



EU議会で2021年に夏時間を廃止する法案は可決済み!2022年から廃止の見込みだけど、各国との調整が進んでいない・・・

困ったペンギン

2019年3月、EUの欧州議会で2021年に夏時間制度を廃止する法案が可決されました。賛成410票、反対192票、棄権51票と大分差がついたようです。

現在はEU加盟国の代表との話し合いで、最終的に廃止するかどうかを決める段階なのですが、夏時間と冬時間のどちらを使うのか、加盟国間で足並みを揃えられるのかといったところで議論が止まっているようです。

これまでコロナ禍の影響でそれどころじゃなかったとも言われていますが、最近は少しずつ落ち着いてきてますし、そろそろ進みそうでしょうか?今のところまだ具体的には何も決まってないようですが・・・

EU各国で時差がバラバラになったらまずいので足並みを揃えないといけないのですが、この調整が難航すれば廃止時期は最大1年延長になるそうです。

ちなみに、この間EU離脱したばかりのイギリスは夏時間制度を継続する方向のようで、EU加盟国のイタリア(現首相はECB前総裁のマリオ・ドラギ)は夏時間制度継続をEUへ申請しているようです。こういう話を聞くと、EUの中で話をまとめるのに一筋縄ではいかなそうな気がするんですよね。

というのも、どうしてもブレグジットの時のEUとイギリスとの間でのあのグダグダ感を思い出してしまうんですよねw

カイジのハンチョウみたいにゴネられて悪足掻きされたら時間かかっちゃうかもしれませんねw

2021年の間に決められずに翌年に持ち越しになって、すごい時間かかりそうな気がするのですが、ちゃんと話をまとめられるのでしょうか?今後要注目ですね!

まあブレグジットの時と違って、この話題で相場が乱高下するようなことは今のところないとは思いますが・・・

Q
結局ヨーロッパ各国のサマータイム廃止はいつから施行されるのでしょうか?
A

まだ未定で、2023年もサマータイムが例年通り実施される見込みです。やはりコロナ禍の影響で各国で議論が進んでいないようです。ウクライナの戦争もあっていつ議論が再開されるのかはわかりませんが、実際にいつ夏時間が廃止されるのかは都度チェックしていくしかないようです・・・【2023年2月16日更新】



欧州主要国(イギリス・ドイツ・イタリア・フランス)の2023年夏時間(サマータイム)開始・終了のタイミングは?【2023年2月16日追記】

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本記事へイギリスドイツイタリアフランス2023年サマータイムについてググって訪問される方も結構多い為、下記の通りまとめてみました。サマータイム廃止の方向ではあっても、2023年についてはまだ例年通りサマータイムが実施される見込みです。

夏時間開始日本との時差冬時間開始日本との時差
イギリス2023年3月26日1時→2時9時間→8時間2023年10月29日2時→1時8時間→9時間
ドイツ2023年3月26日2時→3時8時間→7時間2023年10月29日3時→2時7時間→8時間
イタリア2023年3月26日2時→3時8時間→7時間2023年10月29日3時→2時7時間→8時間
フランス2023年3月26日2時→3時8時間→7時間2023年10月29日3時→2時7時間→8時間

例えば、上記のイギリスロンドン)でサマータイム夏時間)に移行する際、2023年3月26日深夜0時59分59秒の後、1時間早くなって深夜2時になります。また、通常時間冬時間)に移行する際、2023年10月29日深夜1時59分59秒の後、1時間遅くなって深夜1時になります。

サマータイム実施中の国で、夏時間⇔冬時間移行の瞬間にスマホ画面時刻を見ていると、本当に1時間早くなったり遅くなったりしますので、海外滞在中にその決定的瞬間を見逃したくない!という奇特な方はスマホの時刻にご注目くださいw



夏時間⇔冬時間移行でトレーダーが気を付けるべきイベント・重要指標の時間について【2023年10月12日更新】

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最後に、夏時間⇔冬時間移行でトレーダーが気を付けるべき2023年のイベント・重要指標の時間(全て日本時間)について下記の通り表でまとめました。アメリカロンドン移行には1~2週間程度タイムラグがあり、この1~2週間だけは変則的な時間になるのでご注意ください。

以下、2023年夏時間冬時間への切り替え時も追記しました!まずロンドン10月29日(日)に切り替わり、続いてアメリカ11月5日(日)に切り替わります。【2023年10月12日更新】

2023年 冬時間⇒夏時間~3/11(土)3/12(日)~3/26(日)~
ロンドン時間開始18時00分18時00分17時00分
NY時間開始23時30分22時30分22時30分
NYカット0時00分23時00分23時00分
ロンドンフィックス1時00分1時00分0時00分
2023年 冬時間⇒夏時間~3/11(土)3/12(日)~3/26(日)~
FOMC4時00分3時00分3時00分
米雇用統計22時30分21時30分21時30分
ECB政策金利22時15分22時15分21時15分
BOE政策金利21時00分21時00分20時00分
2023年 夏時間⇒冬時間~10/28(土)10/29(日)~11/5(日)~
ロンドン時間開始17時00分18時00分18時00分
NY時間開始22時30分22時30分23時30分
NYカット23時00分23時00分0時00分
ロンドンフィックス0時00分1時00分1時00分
2023年 夏時間⇒冬時間~10/28(土)10/29(日)~11/5(日)~
FOMC3時00分3時00分4時00分
米雇用統計21時30分21時30分22時30分
ECB政策金利21時15分22時15分22時15分
BOE政策金利20時00分21時00分21時00分

以上、ヨーロッパサマータイム廃止がいつからなのかという疑問に対して、少しでも本記事が参考になっていれば幸いです。

2023年9月26日(火)更新

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