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米国(アメリカ)の夏時間(サマータイム) or 冬時間廃止問題についてまとめました!
今世界的にも夏時間を廃止していく傾向にありますが、アメリカでも現行の仕組みに対して反対意見が多く、夏時間を恒久化(通年化)させる法案(Sunshine Protection Act)が成立しそうな状況になっています。もしアメリカの夏時間が恒久化されたら雇用統計が21時半、FOMCは3時でずっと固定されるので日本人トレーダーにとっては朗報かもしれませんねw
しかし、現時点(2022年10月22日)では米議会の上院で可決後、下院での審議が半年以上進んでおらず、今何が問題で、いつ頃法律化され、いつから施行されそうなのでしょうか?
アメリカ以外(カナダ・メキシコ・EU)でも既に世界的に夏時間(冬時間)廃止の方向!?

なぜ世界中で夏時間廃止の方向に?
まず、下記Wikipediaに記載の世界地図をご覧ください。現在(2022年10月22日)、青色の国が夏時間(サマータイム)を実施中なのですが、実はこの中の殆どの国が夏時間(もしくは冬時間)を廃止する方向になっているのです。


近年ではロシアやブラジルといった大国も夏時間廃止になりましたが、現在アメリカやEUだけではなく、カナダやメキシコも廃止の方向です。
夏時間は第一次世界大戦・第二次世界大戦中に急速に世界中に広まって一般化されたのですが、そもそも年2回夏時間⇔冬時間の切り替えが大変だというデメリットがあるのにも関わらず、なぜわざわざ夏時間を導入するのでしょうか?導入のメリットは主に以下3点です。
- 省エネ、節電
- 活動時間増加による経済活性化
- 余暇の充実
日照時間の長い夏を1時間早く時計の針を進ませることで、上記のメリットを得られるのではないかという算段ですね。しかし、高緯度で夏冬の日照時間に差がある地域だったらメリットがある一方、低緯度で夏冬で日照時間があまり変わらない地域であれば殆どメリットはなく、上記の世界地図をご覧の通り赤道近辺の東南アジアやアフリカ諸国の多くは夏時間を導入したことがありません。
尚、近年ではメリットがあるとされて導入されていた国々でも夏時間反対の声が強くなってきており、反対する理由・導入のデメリットは主に以下4点です。
- 省エネ効果があまりない
- 健康への悪影響
- 交通事故増加
- システム変更にかかる手間とコスト
Youtubeやツイッター等で現地の方々のお声を聴く限りでは、夏時間を歓迎するような意見はほぼなく、あの忌々しい年2回の切り替えから早く解放されたい!という方が大半な気がしますw
従来は電化製品の大半が照明だったので夜を短くして省エネ効果がありましたが、現代では照明以外でもテレビや冷蔵庫等夜でも稼働する電化製品が激増した為、夜が短くなっても省エネ効果が殆どなくなってしまいました。今は昔のように明るい時間に活動して、暗くなったら寝るようなワークスタイルじゃない方も多いですよね?日本人トレーダーの皆様も欧州・NY時間の夜が主戦場だと思いますしw
また、たった1時間ずれるだけでも睡眠と覚醒を司る体内時計が崩れ、健康への悪影響も大きく、そもそも年2回時間を切り替えるのも面倒くさいし、システムだったら改修にコストも無駄にかかりますし、むしろデメリットの方が多いとされています。
アメリカ以外(カナダ・メキシコ・EU)でも夏時間廃止の方向
まず、カナダは高緯度の国なので夏時間導入にメリットはあるのですが、首都オタワのあるオンタリオ州では夏時間廃止の法案が通っており、他にもケベック州等でも今廃止の検討がされています。
アメリカで夏時間廃止の方向になっているのであれば、同じ北米大陸のカナダもそれに合わせた方がよさそうですよね。むしろズレてた方がいろいろと大変そうですが・・・
また、メキシコでは2022年7月5日、夏時間廃止の法案にアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領が署名しています。11月6日に冬時間に移行したら今後はずっと通年で固定ということになるかと思います。
尚、EUでは2019年3月26日に夏時間廃止の法案が可決されましたが、その後コロナウイルスが蔓延したり、ロシアのウクライナ侵攻があったりでまだEU各国の足並みが揃わず、施行にまでは至っていない状況でです。
アメリカの夏時間or冬時間廃止はいつから?2025年?2026年?下院の審議はどうなってる?【2025年2月17日更新】

アメリカは夏時間恒久化の方向!上院で法案可決済み!
世界の廃止トレンドと同様に、アメリカでも廃止の方向ですが、アメリカの場合は夏時間を恒久化(通年化)し、冬時間を廃止する方向で進んでいます。
アメリカでは夏時間のことをDST(Daylight Saving Time)と呼ばれていますが、第一次世界大戦中・第ニ次世界大戦中に採用されては不評で廃止になり、その後1966年に現在の形になり、徐々に夏時間が冬時間よりも長くなる方向で現在に至っています。尚、アメリカではこのDSTを採用するかどうかの権限は各州に委ねられており、アリゾナ州やハワイ州等は現在でもDSTが採用されていません。
その後、実は1974年に一度夏時間を恒久化する法案が可決されて暫く夏時間が固定されていたのですが、冬の早朝時間が暗くて危険だという論調が強くなり、結局2年間で夏時間恒久化が廃止になってしまいました。
その後、現代ではまたDST廃止論が高まり、2018年にSunshine Protection Act(日照保護法案)が議会へ提出され、その後2021年1月に再提出されましたが、これは以下2つの法律で定められた夏時間・冬時間を廃止する法案になります。
- Standard Time Act(標準時法) ※1918年制定
- Uniform Time Act(統一時間法) ※1966年制定
Sunshine Protection Actは2022年3月15日に上院で満場一致で可決されました。満場一致はすごいですねw
この後下院でも可決され、大統領が署名すれば法律化され、夏時間の恒久化が施行されるのですが、上院可決から現時点(2022年10月22日)で7ヶ月経った今、下院での審議はどうなっているのでしょうか?
中間選挙もあって下院ではまだ未審議?施行はいつから?【2024年2月17日更新】
CONGRESS.GOVというサイトによると、下記の通りSunshine Protection Actは上院可決(Passed Senate)のところでステータスが止まったままのようです。
※アメリカ議会で提出される法案は、下記5段階のプロセスを経て法律化されます。

下院で審議されているというニュースも特にありませんでしたし、他にもたくさんある法案との優先順位の兼ね合いもあるかとは思いますが、恐らく今の時期のアメリカは中間選挙があるので、すぐに審議は進めないのと思われ、恐らく来年から下院で審議でしょうか?
中間選挙とは、4年に1回ある大統領選挙の中間の年に一斉に行われる連邦議会の上院・下院、州知事等の選挙のことです。2022年も中間選挙の年で、11月8日開催予定です。
大統領が評価されるとても重要なイベントで、与党の民主党が勝てば現職のバイデン大統領の政権運営もスムーズにいきやすくなりますし、逆に野党の共和党が上院・下院のどちらかで勝って「ねじれ」ができたら予算案や法案は成立しにくくなり、今後2年間の政権運営が難しくなります。
尚、日本の衆議院・参議院選挙の結果とドル円レートとの相関性に関する記事を別途公開してますが、興味のある方は下記ご参考ください。

かつて制定された夏時間恒久化が廃止になった原因でもある冬の早朝時間が暗くて危険だという問題や、恒久化は夏時間ではなくて冬時間の方がいいのではという意見もあるようなので、それらの意見がまとまって下院でも無事可決するのかどうかですね。
当初は2023年3月から夏時間恒久化で想定されていたものの、そこまで施行するのは難しいと思われる為、順調にいったとしても恐らく2024年3月から施行(※)ではないでしょうか?
アメリカの2024年の夏時間(サマータイム)or冬時間は結局いつから?【2023年2月17日追記】【2025年2月17日更新】
現時点(2025年2月17日)でも上記CONGRESS.GOVで、Sunshine Protection Actは上院可決(Passed Senate)のままで止まっているようですし、下院での審議が通りそうというニュースもないですので、2025年は例年通りにアメリカのサマータイムは施行される見込みです。
上記の中間選挙でねじれ議会になったり、下院議長を決めるのにゴタゴタがあったり等一筋縄にはいきそうにないという印象ですが、第二次トランプ政権中にアメリカの夏時間が廃止もしくは恒久化される可能性はありそうです。
- Qアメリカの2025年の夏時間(サマータイム)or冬時間はいつからですか?
- A
夏時間は2025年3月9日(日)~、冬時間は2025年11月2日(日)~です。
第二次トランプ政権中にアメリカの夏時間が廃止されそう!?【2024年12月15日追記】

先月末にトランプ次期大統領の下で「政府効率化省」のリーダーに指名されたイーロン・マスクがXでアメリカの夏時間廃止を主張してましたが、昨日トランプ自ら夏時間廃止の為に全力を尽くすと言及しましたね!以下、ニュース記事の引用です。
【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は13日のSNSへの投稿で、サマータイム(夏時間)制度の廃止を提唱した。
「夏時間は不便で、国家にとって非常に大きな負担だ」と理由を説明した。夏時間は北米や欧州などで採用されている。
トランプ氏は夏時間について、「少ないながらも根強い支持があるが、廃止すべきだ」と指摘。「共和党は廃止のために全力を尽くすだろう」とも強調した。
夏時間は日照時間が長い夏に時計の針を進める制度。国レベルでは、第1次世界大戦中の1916年、ドイツなどでエネルギー節約のために導入されたのが始まりとされる。一方で、生活のリズムが狂うことによる健康への悪影響も指摘されている。
米国も18年に初めて導入し、いったん廃止された後で再導入した。3月に1時間時刻を進め、11月に戻している。ただ、ハワイ州などでは実施していない。
夏時間を巡っては、日本でも2018年に東京五輪・パラリンピックの猛暑対策として、当時組織委員会会長を務めていた森喜朗元首相が安倍晋三首相(当時、故人)に導入を要請。安倍氏も検討を表明したが、五輪前の導入は見送られた。
引用元:トランプ氏、夏時間廃止を提唱 「国家に大きな負担」
第一次トランプ政権時の2018年にSunshine Protection Act(日照保護法案)という夏時間を恒久化する法案が提出され、その後バイデン政権時の2022年3月15日に上院で満場一致で可決されたものの、それから下院でずっと停まってる状態が続いてたのですが・・・
この間の米大統領選で共和党のトランプが圧勝し、上院・下院ともに共和党が多数派を占める「トリプルレッド」を達成している為、「ねじれ議会」だったバイデン政権時よりも法案が通りやすい可能性があるかと思います。
実際に法案が通って施行にまで至るのかわかりませんが、ついに夏時間恒久化か廃止への動きが本格的に再開しそうなので要注目ですね。
夏時間⇔冬時間移行でトレーダーが気を付けるべき重要指標・イベントの時間【2025年2月17日更新】

最後に、夏時間⇔冬時間移行でトレーダーが気を付けるべき2025年のイベント・重要指標の時間(全て日本時間)について下記の通り表でまとめました。アメリカとロンドンの移行には1~2週間のタイムラグがあり、この1~2週間だけは変則的な時間になるのでご注意ください。
2025年 冬時間⇒夏時間 | ~3/8(土) | 3/9(日)~ | 3/30(日)~ |
---|---|---|---|
ロンドン時間開始 | 18時00分 | 18時00分 | 17時00分 |
NY時間開始 | 23時30分 | 22時30分 | 22時30分 |
NYカット | 0時00分 | 23時00分 | 23時00分 |
ロンドンフィックス | 1時00分 | 1時00分 | 0時00分 |
2025年 冬時間⇒夏時間 | ~3/8(土) | 3/9(日)~ | 3/30(日)~ |
---|---|---|---|
FOMC | 4時00分 | 3時00分 | 3時00分 |
米雇用統計 | 22時30分 | 21時30分 | 21時30分 |
ECB政策金利 | 22時15分 | 22時15分 | 21時15分 |
BOE政策金利 | 21時00分 | 21時00分 | 20時00分 |
2025年 夏時間⇒冬時間 | ~10/25(土) | 10/26(日)~ | 11/2(日)~ |
---|---|---|---|
ロンドン時間開始 | 17時00分 | 18時00分 | 18時00分 |
NY時間開始 | 22時30分 | 22時30分 | 23時30分 |
NYカット | 23時00分 | 23時00分 | 0時00分 |
ロンドンフィックス | 0時00分 | 1時00分 | 1時00分 |
2025年 夏時間⇒冬時間 | ~10/25(土) | 10/26(日)~ | 11/2(日)~ |
---|---|---|---|
FOMC | 3時00分 | 3時00分 | 4時00分 |
米雇用統計 | 21時30分 | 21時30分 | 22時30分 |
ECB政策金利 | 21時15分 | 22時15分 | 22時15分 |
BOE政策金利 | 20時00分 | 21時00分 | 21時00分 |
もしアメリカの夏時間が恒久化されたら雇用統計が21時半、FOMCは3時でずっと固定されます。FOMCが3時か4時のどっちがいいのかは結構微妙な気がしますが、雇用統計が21時半で固定されたらあまり夜更かししなくていいから有難いという日本人トレーダーはわりと多いかもしれませんねw
以上、アメリカの夏時間or冬時間廃止問題について少しでも参考になっていれば幸いです!
2025年3月4日(火)更新
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