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「Strategy Quant(ストラテジークワント)」というAIのEA開発ツールを使ってみたので解説していきます。
「Strategy Quant」はMT4・MT5のバックテストツール「Quant Analyzer」の開発元の会社であり、製品名でもあるのですが、私自身日々検証する中で圧倒的な物量に物を言わせて生産性を上げるAIがEA開発でも有利になるのでは?という期待感から今回試しに使ってみました!
尚、ネット上には日本語のノウハウが殆どなく、私自身もまだまだ手探りの状態ではあるのですが、もしこれで勝てるEAを量産できるならまさに革命的ですよねw
StrategyQuantとは?

アイディアもプログラミングも不要!ほぼワンクリックのみでEAを大量生産!
「Strategy Quant」はプログラミングなしでEA開発できるという点ではEAつくーると同じなのですが・・・
なんとロジックを作る為のアイディアすらも不要で、ワンクリックだけでEAが大量生産され、その後モンテカルロ分析などの堅牢性チェックも行われて再現性が高そうなEAを厳選する全ての工程が全て自動で行われるといった感じのツールです。

ワンクリックだけで脳死で再現性高そうなEAが勝手に生成されるとかそんな上手い話があるか!って思いますよねw
私自身も本記事を書いてる時点(2025年2月13日)でStrategy Quantで作られたEAのフォワードテストを始めてまだ日も浅いですし、まだわからないというのが正直なところです。ただ、もしこれで大量に作ったEAが勝てるのならこれまでのEA界隈の常識を覆すゲームチェンジャーになりうるかもしれませんよね。
上記画面で「Start」ボタンを押すと1秒間に何個もEAが作られ、何千何万ものEAが物凄いハイペースで大量生産されるのですが、これだけ見ても圧倒的な物量の作業をどんどんこなしてくれて凄く生産性を上げてくれそうなAIツールじゃないかと勝手に期待してしまいますw
モンテカルロ分析などの堅牢性チェックも完全自動化!
上記画像だと9つの工程が全て自動で行われるのですが、最初の「Build Strategies」で1000個のバックテストの結果がいいEAが溜まった後、カーブフィッティング(過剰最適化)のEAを削ぎ落して厳選していく再テスト(Retest)の工程に入ります。
検証期間や通貨ペア・時間軸を変えたり、モンテカルロ分析といって結果を並び替えてもパフォーマンスを維持できるのかなどの様々な検証が圧倒的な物量をもってひたすら行われるのですが、これらの工程が全て完全に自動で行われます。
基本的に「Start」ボタンを押した後はパソコンを起動したままにするだけで、EAが厳選されるまで特にやることはありません!
パソコンのスペックによって生産スピードが大きく変わる点には注意!
ちなみに、Strategy Quantの作業スピードは「Start」ボタンを押す前に選択したテンプレートや設定だったり、パソコンのスペックによってかなり大きく変わる点には要注意です。
公式Youtubeチャンネルや私自身が試してみた感じだと、CPUやメモリのスペックが高ければ高いほど有利だと思われ、CPU16コア・メモリ64GBのパソコンだったら結構なスピードになると思います。
ただ、ここまでハイスペックなパソコンをお持ちの方ってゲーマーでもない限りそんな多くないですよね。私が普段使ってる作業用パソコン(8コア16GB)では普通に動いてくれてましたが、Strategy Quantの稼働中に別の作業をしようとするとかなり動作が重く感じます。
一応Strategy Quant側でパソコンのCPUとメモリの容量をどれだけ割り振るかを設定できるのですが、稼働中に中途半端にマルチタスクしてもストレス溜まるだけなので、できればStrategy Quant用のパソコンを1つ用意した方が無難な気がします。
尚、Strategy Quantの動かす為に最低限必要だと思われるパソコンのスペックとしては、公式サイトには以下のように記載されています。CPU2コア・メモリ8GBはあった方がよさそうということですね。
引用元:Strategy Quant公式サイト「お問い合わせ」
QStrategyQuant X を実行するための理想的なPC構成は何ですか? どのくらいのRAMが必要ですか? A推奨される最小構成は、デュアルコアCPU–i3、8GBのRAM、250GBのハードドライブ空き容量です。この構成では、RAMメモリがおそらく最大の制限となり、数千を超える戦略をメモリに保存することはできません。
理想的な構成は、できるだけ多くのコアを備えたi5、i7、または同等のプロセッサ、32~64GBのRAM、およびSSDディスクです。64GBを超えるRAMを使用する意味はあまりないので、より高性能なプロセッサに投資する方がよいでしょう。ただし、心配しないでください。コンピューターの性能が低いからといって戦略を立てられないわけではありません。それに応じて作業構成を変更するだけでよいのです。
日本語版がない!日本語のノウハウが殆どないのが最大のネック・・・
Strategy Quantを日本人が始める上での最大のネックは、日本人ユーザーが殆どおらず、日本語のノウハウがネット上に殆どない点かと思います。
公式Discordは基本英語でも、スペイン語やフランス語などのヨーロッパ各国の言語・中国語・アラビア語のコミュニティがあるのですが、今のところ日本人ユーザーが殆どいないと思われるので日本語のコミュニティがありません。
公式サイトや公式Youtubeチャンネルで初心者向けチュートリアルの情報は充実してるのですが、全て英語です。まあこれらはブラウザで日本語翻訳すれば見れなくはないのですが、問題はStrategy Quantのツールは英語表記から変更ができない点かと思います。当然ですが、今のところ日本語版も出ておりません。
英語が苦手な方はこれがネックになるでしょうし、日本人ユーザーがもっと増えてこないとStrategy Quant側も日本語版を出すという動きにはならないでしょうね・・・
StrategyQuantの価格は?無料の体験版は?

14日間の無料トライアルが利用可能!
Strategy Quantでは無料トライアルを14日間利用可能で、有料版とほぼ全て同じ機能を使えます。日本語のノウハウがネット上に殆どなく、どんなものなのかも本当に勝てそうなEAが作れるのかよくわからないので、まずは体験版から始めてみることをおすすめします。
EA自体は14日間もあれば大量生産できるものの、EAをリアルフォワードで評価するには14日間では全然足りないのですが、Strategy Quantが今後もEA開発で十分使えそうなツールだと自信が持ててから購入に踏み切るといいのではないかと思います。
有料3プランの違いは?買い切り可能?
Strategy Quantにはアルティメット(Ultimate)・プロフェッショナル(Professional)・スターター(Starter)の3つのプランがあります。
各プラン毎の価格(2025年2月13日時点)は以下表の通りです。
Ultimate | Professional | Starter | |
---|---|---|---|
12回払い | 毎月269ドル | 毎月139ドル | 毎月119ドル |
一括払い | 2900ドル | 1490ドル | 1290ドル |
分割払いだと12回分払うまではサブスクリプションのように途中で解約することも可能で、12回分払ったら買い切りということになるようです。尚、一括払いだと12回払いよりも11%お安くなり、途中で上位プランへのアップグレードもいつでも可能なようです。
また、Strategy Quant側ではProfessionalが推奨とされてますが、Starterだと高度な堅牢性テストによるEAの絞り込みが十分にできないので、やはりこのツールの機能を十分使い倒すにはProfessional以上のプランにした方がいい気がします。
尚、Ultimateは文字通り究極のプランで、米株のデータやサポート・アップグレードが一生無料で(Professionalは1年のみ)、MQLマーケットでEAを販売するのに便利な機能などがついてるようです。上位プランへのアップグレード自体はいつでもできるので、体験版使って良さそうだったらまずはProfessionalから始めるのが無難かと思います。
StrategyQuant Xの始め方&基本的な使い方!(無料トライアル)

それでは、StrategyQuant Xの無料トライアルの始め方&使い方について簡単に解説していきます!
ダウンロード&インストール方法
StrategyQuant公式サイトへアクセスし、「無料トライアル」ボタンをクリックします。

お名前とメールアドレスを入力して「今すぐ無料トライアルを受ける」ボタンをクリックします。

StrategyQuantから以下メール(日本語翻訳で表示)が届きます。ライセンスコードはインストール後、ソフト起動時に使います。以下URL(赤枠)をクリックしてダウンロードページへ移動します。

Windows・Mac・Linuxの3つのOS用のソフトが用意されてますが、Windowsのパソコンであれば下記の通り「StrategyQuant X(64ビット版)インストーラー」ボタンをクリックしてソフトをダウンロード&インストールしていきます。

あとは流れに沿って進めていき、インストールまでできたらソフト起動時にライセンスコードを入力すればもうStrategyQuant Xを始められます!
CPUとメモリの設定には要注意!
尚、StrategyQuant Xを始める前に、必ずCPUとメモリの設定を行いましょう。特にパソコンのスペックがあまり高くない場合、StrategyQuant X側の設定が身の丈に合ってなかったらクラッシュの原因にもなりかねません。
StrategyQuant Xを起動したら右上の歯車マーク内にある「Configuration」をクリックします。

まず、「CPU」タブからご自身のパソコンのスペックに合ったものを選択します。別の作業をマルチタスクで行うなら上から2番目の1コア残すという設定が一番無難かもしれません。もしくは上から3番目を選んでコア数を少なめに記載するかですが・・・

ちなみに、私自身も最初2番目か3番目でやっていたのですが、StrategyQuant Xの処理スピードを少しでも上げたいがために敢えて4番目のフル稼働の設定を選択してましたが、その代わりパソコンで他の作業をやろうとすると激重で使いものにならなくなる為、正直おすすめではないです。
次に、「Memory」タブからご自身のパソコンのスペックに合った設定に変更し、「Save」ボタンをクリックします。

それからStrategyQuant Xを再起動すると変更が反映されるようです。
基本的な使い方
StrategyQuant Xは左側メニュー「Builder」で「Start」ボタンをクリックしたら凄い勢いでEAの大量生産が始まり、その中でバックテストの結果が良かったEAが1000個できるまで続き、それができたら「Retester」などでふるいにかけていくのですが、このやり方だと工程毎にEAを手動で移していく作業が発生していく為、地味に面倒です・・・

基本的には「Custom Projects」を使うのがおすすめです。元々用意されているプロジェクトを選択するか、もしくは自身で工程をカスタマイズしたプロジェクトを作っておけば、最初に「Start」ボタンを押すだけで全工程を完全自動化することができます。
ここでは、元々用意されている「GBPJPY BREAKOUT H1 -Dukascopy」というプロジェクトを選択しています。

左側に9つの工程が表示されてますが、「Start」ボタンをクリックしたら自動的に作業が進み、最後まで生き残ったEAが少なければ最初の「Build strategies」に戻って同じ工程が繰り返し行われます(設定で変更可能)。
ちなみに、今回元々「H1」(1時間足)になっていたところを「M15」(15分足)に変更(他の工程でも同様に変更)してから「Start」ボタンを押してます。

詳細な設定に関しては「Full Settings」タブで変更できます。「What to build」タブで「Strategy type」を選択できるのですが、これがこのツールだと結構重要なようです。今回デフォルトの「Simple strategy」のままにしてます。

「Strategy type」には別のテンプレートも選択できるのですが、どうやら自作したテンプレートをここで挿入することもできるようで、この辺りがStrategyQuant Xで理想のEAを作り込む為の鍵の一つになる気がします。

尚、「Build strategies」でバックテストが良かったEAは下のスペースの「Results」に1000個まで溜められ、そこから様々なリテストを経て数が減っていき、最後のテストも通過できたEAが「Final」に溜められます。
また、溜められたEAは「Profit factor」(プロフィットファクター)や「Net profit」(純利益)などで並び替えすることもできます。

そして、該当のEAをダブルクリックすると上部「Results」にてQuant Analyzerと同様のパフォーマンス分析結果が表示されます。取引履歴や時間帯・曜日毎などのパフォーマンス、モンテカルロ分析の結果なども同様に確認できます。

最後に、「Final」まで残ったEAのソースコードを出力するには「Save」ボタン内にある「Source code」内から該当のファイル形式を選択します。.mq4や.mq5以外でも出力可能ですが、今回はMT4で稼働予定なので.mq4で出力してます。

カスタムインジケーターをコピペしてからバックテスト&フォワードテストへ!
StrategyQuant XからEAを出力できたらMT4/MT5のデータフォルダへ格納するのですが、MT4の場合はデータフォルダ内にある「MQL4>Experts」フォルダへコピペします。

ここで要注意な点として、StrategyQuant Xから生成されるEAは全て独自のカスタムインジケーターを使用しており、MT4のデータフォルダにこのインジケーターを入れておかないとトレードが行われません。
パソコン内でCドライブ直下にStrategyQuant Xフォルダをインストールしてる場合、「C:\StrategyQuantX141\custom_indicators\MetaTrader4\Indicators」フォルダ内にあるインジケーターを全てMT4データフォルダ内「MQL4>Indicators」フォルダへコピペします。

MT4を再起動し、必ずバックテストでいいパフォーマンスが出るのを確認してからフォワードテストを行うようにしましょう。StrategyQuant Xで厳選されたEAだとしても、いざバックテストをやってみると直近の期間だとパフォーマンスが芳しくなかったりすることもありますので・・・
デフォルト設定だと取引回数の多いEAが生き残りにくい?
私がStrategyQuant Xの「Custom Projects」から何度もEAを作ってて感じたのが、「Final」まで生き残るEAというのは大抵取引頻度が少ないんですよね。まあポジポジ病を発病せずに無駄撃ちしない方がいいというのがある意味相場における真理なのかもしれませんけど、取引頻度が少ないEAというのは評価するのに時間がかかるというのがネックなんですよね・・・
だから敢えて短い時間軸にしてみても、1分足だと最初の「Build Strategies」で1個も「Result」に残らなかったり、5分足だと「Build Strategies」で1000個できるものの厳選された結果「Final」まで1個も残らなかったり・・・
15分足だと「Final」まで結構残るのですが(※)、それでもやっぱり期待してたよりも取引頻度が少ないんですよね。以下画像のGBPJPYで最も取引回数が多いEAでも1842回(2003-2024年の22年間)で、月平均7回程度(2024年に至っては月平均3.5回程度)です。
※以下画像のGBYJPYの他、EURUSD・USDJPY・XAUUSDの15分足でもFinalには結構残りました。

まあ月7回の取引が多いと感じるか少ないと感じるかは人それぞれだとは思いますが、プロフィットファクターのいい順に並べてみると500-600回程度(月平均2回程度)しかなく、1時間足とかだと大抵このレベルです。
尚、サポートに取引回数の高いEAを作るにはどうしたらいいか質問してみたところ、このテンプレートでより短い時間枠でテストできると回答を頂きました。多分AlgoWizardというソフト内のエディターを使ってテンプレートの設定をいろいろいじったらできる余地があるということだと思うのですが・・・
この時点で私の無料トライアル期間が終わってしまい、正直AlgoWizardの検証までは手を出せていません。恐らくこの辺にStrategyQuant Xをやり込める余地があるのかなとは思っているのですが、AlgoWizardの検証は本記事をお読み頂いてる方々に全てお任せします!(丸投げですいませんw)
ひとまずこれまでに大量生産したEAの中からいくつかを暫くフォワードテストをして様子を見てみたいと思います。
以上、FXのトレードやEAの開発・運用、AIに興味をお持ちの方や、StrategyQuantにちょうど興味があったという方にとって、本記事が少しでも参考になっていれば幸いです。
2025年3月4日(火)更新
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