【GEMFOREX】ドルインデックス（DXY）概要＆月足週足日足チャート分析　2021年2月11日　このドルの弱さだとドル円ロングはいきにくいのか？

昨日書いたドルスイスと環境認識としてはあまり変わらないのですが、他のドルストレート（特にユーロドルやドル円）を触るのに当たって重要度が高い為、ドルインデックス（DXY）の分析記事を今から書いていきます。

※前回記事（2/7公開）にてドルインデックス（DXY）の概要と月足からの分析記事を載せています。まだご覧頂いていない方は予めご確認ください。

ドルインデックス（DXY）週足（Axiory DXY）

まず、一番上のトレンドラインは参考程度にただ同じ幅分平行に引いてるだけで、そんな大きな意味はないです。上に抜けてきたら上というわけではないです。先週のローソク足で20SMAで上げ止まり、水平線レベルで意識されている91辺りを終値ベースでも上に抜け切っていない状況から、今週既に先週の安値よりも下にきているという状況です。

まだ週足のローソク足は決まっていませんが、現時点では弱いと言わざるを得ないです。さらにもう一段下に掘ってくることも十分ありうるチャートだと思っています。

ドルインデックス（DXY）日足（Axiory DXY）

先週の時点で、日足レベルでの逆三尊が決まっていて、91辺りでサポートされれば暫く上に戻す展開かもしれないというところから、一昨日（2/9）に91どころか上昇チャネル下限もあっさり下抜けしてきて、現在も弱含みが継続しているという状況です。

まあドルスイスと全く同じ状況なんですが、よくある反転サインが否定されたのに意地張って週足以上と逆にポジション持ってしまうとだいたい養分にされますw（もちろん見てる時間軸や狙ってる値幅によっても変わるので一概には言えませんが）　特に日足の逆三尊ができてたので、ロングの損切りも巻き込みやすい状況ともいえます。

ドルインデックス（DXY）4時間足（Axiory DXY）

4時間足だとはっきりとわかると思いますが、上昇チャネルの上下ラインがばっちり効いていたところから一気に下に抜けてきたというチャートですね。以前から何度か言及してますが、エリオット波動で狙えるのは3波目までで、5波目なんて狙えないという典型的なパターンですw　ましてや長期足と逆方向だったら尚更です。

ドルスイスとほぼ同じようなチャートになっていますが、ここで気になるのが、ドル円も追随して同じような未来を辿るのかどうかです。

補足：ドル円4時間足　結局ロングは狙えるのかどうか？

ドル円4時間足ですが、早速包み足陽線が否定される形になりましたw

上いくにもまだまだこの辺のレンジが足りないので懸念した通りではあります。暫く黒丸で囲ったゾーン辺りで揉んでから上にいくならわかるのですが・・・ pic.twitter.com/O3KSXvEMUW

— gemforexlove@FX歴7年 (@gemforexlove) February 10, 2021

昨日ドル円の4時間足チャートとともにこんなツイートをしてましたが、現在（2/11 21時過ぎ）も同じところでの狭いレンジが続いています。

まあこの辺の水準でドル円ロング入れていくのかどうか各トレーダーの方針次第だと思うんですよね。基本的にはドル売り円売りのクロス円相場なので、仮にドル円も追随して下抜けしてきたとしても下値余地なんて知れてると見て、あくまで月足でポジションを取るのか、それとも4時間足で取ってライン下抜け確認したところで損切りするのかとか。もしくは今のドル円はどっちにしても値幅が取りにくいからスルーして、その分別の通貨ペアに注力するとか。

ちなみに、私自身は現時点ではかなり慎重で、今のところドル円は様子見スタンスです。ロング狙うにしても5波目狙いになるのが少々ネックですw　ただ、ドルスイスに比べると下は大分堅いチャートなので下抜け覚悟のガチホもありじゃないかとは思ってますが、まあ難しいところです・・・

編集後記

同じドルストレートでも環境認識が変わってくるので、まあ面白いといえば面白いですが、やりにくいことには間違いないですねw　ただ、トレーダーの仕事の殆どは待つことだと言われている通り、チャンスだと認識するまでは待つのみです。